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日本の政治の中心地、東京都千代田区永田町。 左手には国立国会図書館、 見上げると、そこには永田町の桜。 そして右手には、立法の府・国会議事堂。 桜と銀杏の並木道を抜けると、そこは1丁目1番地1号、憲政記念館。 「誰が正しいか」ではなく「何が正しいか」。政(まつりごと)の中心で、本物を学ぶ。 「憲政の神」咢堂こと尾崎行雄、そして「実践の人」相馬雪香。 尾崎はあなたに語りかける。「人生の本舞台は、常に将来に在り」 相馬はあなたに問いかける。「学んであなたは、何をするの。」 他のどこかでない、ここでなけれなばならない理由がある。

2016年5月14日、第18期咢堂塾がスタートいたしました。詳細はこちら>>

「若い人たち、昔よりずっと立派です。そこに期待するんです」

志高き政治家育成へ「咢堂塾」を開く ひと 相馬雪香さん
(1998年(平成10年)9月11日 朝日新聞の記事より転載)

相馬雪香敗戦後まもなくかかわってきた道徳再武装運動(MRA)の国際会議で毎年夏、スイスに出かける。そこで痛感させられるのが、国際社会からひとり外れる日本の姿だ。
「世界は前に向かって進んでいます。いろんなことが起きるけど、全体としてみれば、過去に学んで反省をし、少しずつでも良い方向にと進んでいる。日本だけが後ろ向きに進んでいるような気がしてならないんです」
無力化した政治、経済界の乱脈、官僚の腐敗、財政の破たん、迷路に入りこんだような日本。多くの人がこのままではいけない、と言う。でも、何をすればいいのか。
それは「やはり主権在民をうたっている憲法を、どう活かすか」だと考える。「憲政の父」と呼ばれた政治家の尾崎行雄(咢堂=がくどう)の思想が基本にある。
 自ら副会長を務める尾崎行雄記念財団の若いスタッフや協力者らと話し合い、日本のあり方を憂え真剣に政治を学ぶ場として「咢堂塾」を発足させる。
  
思い立ったことをすぐに実行に移す。1979年に作った「難民を助ける会」はアジア、アフリカへの幅広い援助活動を今も続けている。
旧相馬藩の家系につながる夫・恵胤(やすたね)さんとは、周囲の反対を押し切る大恋愛で結ばれた。だが4年前に亡くなり、「先に死なない約束だったから、私はもういつ死んでもいいの」。
そう言いながら、毎日、地下鉄で永田町の財団に通う。次代に託す思いは少しも衰えていないようだ。